裏側矯正(リンガル・舌側)
について

目立ちにくい裏側からの
ワイヤー矯正
裏側矯正(リンガル・舌側)は表側ではなく、歯の裏側に矯正装置を装着して行う矯正方法です。口を開けても装置が目立ちにくく、周囲に気づかれにくいため、見た目が気になる方におすすめです。
金属アレルギーがある方や歯の状態によっては装置を使用できない場合もありますので、⼀度ご相談ください。
メリット
- ・気付かれにくい
- ・むし歯になりにくい
- ・スポーツをしていても安全
デメリット
- ・発音がしにくくなる
- ・違和感が大きい
- ・食べ物がひっかかりやすい
- ・歯磨きが難しい
当院の裏側矯正
(リンガル・舌側)
当院の裏側矯正
(リンガル・舌側)は
オーダーメイド裏側矯正装置を
採用しています
安価なものや矯正期間が短いものなど患者さま一人ひとりに合った方法を提案できるよう、
素材や見た目の違うワイヤー矯正装置をご用意しています。お気軽にご相談ください。
フルリンガル矯正

フルリンガル矯正とは、上下両方の歯の裏側に装置をつけて歯を移動させる矯正治療のことです。外からは装置が全く見えませんので、接客業の方や就職活動を予定されている方など、人前に出る機会が多い方が選択されることが多いです。モデルやタレントの方もこの矯正治療を選択される方が多いです。周りから気づかれにくい矯正治療を行いたいけど、食事などの際に取り外すのが面倒という方におすすめです。
ハーフリンガル矯正

ハーフリンガル矯正とは、上下両方の歯の裏側に装置をつけるフルリンガル矯正とは異なり、上の歯は裏側に、下の歯は表側に矯正装置をつける矯正治療です。外から見えやすい上の歯は裏側に装置をつけることで、発音や舌への不快感も軽減しつつ装置も比較的目立ちません。また、半分だけ表側に装置を装着しますので、フルリンガルに比べて治療費を安くすることができます。
月々12,500円~の裏側矯正

当院では、低価格で裏側矯正(リンガル矯正)を提供しています。月々12,500円~で、目立たない矯正治療を実現。(※1,210,000円の裏側矯正を120回の分割でお支払いいただく場合の例)裏側矯正は、歯の裏側に矯正装置を取り付けるため、周囲に気づかれることなく歯並びを整えることができます。美しい仕上がりと共に、矯正中も自信を持って過ごせるようサポートいたします。患者様一人ひとりの状態に合わせた最適な治療をご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
症例紹介
CASE3-1:でこぼこ

治療前

治療後
状態 | でこぼこ(叢生) |
---|---|
年齢(初診) | 23歳 |
抜歯有無 | 小臼歯4本抜歯 |
施術内容(装置) | 裏側矯正を使用して治療 |
治療期間 | 2年9ヶ月 |
費用 | 1,540,000円(税込) |
リスク・副作用 | むし歯、歯の移動時の痛み |
料金
相談 | 0円 |
---|---|
検査・診断 | 33,000円 |
裏側矯正 | ハーフリンガル:1,210,000円 フルリンガル:1,540,000円 |
※費用は全て税込み表記です
お支払いについて
お支払は現金による一括払いの他、クレジットカード、デンタルローンのご利用が可能です。
現金
現金でのお支払い
クレジット
カード
VISA/JCB/
Mastercard/など
※分割払いも可能
デンタル
ローン
ご希望に合わせた
分割によるお支払いプランを
お選びいただけます。
矯正治療の流れ
STEP01.ご予約(来院・オンライン)
矯正相談は無料です。当院では、カウンセリングのお時間がしっかりとれるよう、予約制を採用しています。ご相談、受診をご希望の方は、お電話もしくはWEB予約より事前にご予約ください。LINEでのオンライン相談にも対応していますのでお気軽にご相談ください。
STEP02.矯正相談
矯正治療をご希望の方、ご検討中の方は、まずは矯正相談をご利用ください。ご希望に合う装置のご提案や治療期間、費用などについて詳しくご説明させていただきます。
STEP03.精密検査
矯正相談を行い、治療内容にご同意いただけた場合は、精密検査を行います。レントゲン撮影、口腔内撮影、お顔の撮影などを行います。
STEP04.矯正治療の開始
マウスピース矯正の場合
マウスピース矯正であれば患者さま専用の矯正装置(アライナー)を装着していただきます。
6~8週間に1回のペースで通院していただき、マウスピースを2週間おきに付け替えていただきます。1日20時間の装着を目安に飲食や歯磨きの時以外は装着していただきます。
ワイヤー矯正(裏側含む)の場合
歯にブラケットを装着し、そこにワイヤーを通していきます。
3~5週間に1回のペースで通院していただき、装置を調整いたします。
STEP05.治療終了・保定期間へ
歯並びを改善しても、舌の癖などが原因で元の状態に戻ってしまうことがあります。きれいな歯並びを安定させるため、約1~3年、保定装置(リテーナー)をつけます。この間、2~6ヶ月に一度通院していただき、咬み合わせや歯の状態をチェックします。
むし歯や歯周病がある場合
むし歯や歯周病がある場合は、初期治療として矯正治療と同時に行っていきます。矯正中はどうしてもむし歯や歯周病のリスクが上がるため、歯磨きの指導もこの時に行います。
リスク・副作用
裏側矯正のよくある質問
裏側矯正を行うメリットはなんでしょうか?
1. 矯正装置が目立たない
裏側矯正は歯の裏側に矯正器具を装着するため、表側矯正に比べて目立ちにくいのが大きな特徴です。矯正器具が見えることに抵抗があり、治療をためらう方にとって、見た目を気にせず矯正できる点は大きなメリットといえます。
2. 虫歯になりにくい
唾液には、歯の表面や歯と歯の間に付着した食べかすや歯垢を洗い流す「自浄作用」があります。歯の裏側は唾液の量が多いため、食べかすが流れやすく、表側矯正に比べて虫歯になりにくいとされています。ただし、矯正中も丁寧な歯磨きが必要で、虫歯になると治療のために矯正期間が延びてしまうことがあるため注意しましょう。
3. 食事の際に気にしなくてよい
表側矯正では、食事後に矯正器具に食べかすが挟まっていないか気になることがあります。しかし、裏側矯正なら器具が舌側に装着されているため、仮に食べかすが挟まっても周囲の人に見られる心配がありません。人目を気にせず食事を楽しめる点は、大きな利点といえるでしょう。
4. 舌の癖を防ぐ
出っ歯の原因の一つに、舌で前歯を押し出す癖があります。この癖があると、矯正で歯を引っ込めても元の状態に戻る可能性があります。しかし、裏側矯正では矯正器具が歯の裏側にあるため、舌で歯を押すのを防ぎ、舌の正しい位置を保ちやすくなります。矯正期間中に舌の癖が改善されることで、矯正後の後戻りのリスクを抑えることができます。
5. スポーツ時の怪我を防ぎやすい
表側矯正では、顔に衝撃を受けた際に矯正器具で唇を傷つけてしまうリスクがあります。特に、柔道やラグビーなどのコンタクトスポーツや、ボールが顔に当たる可能性のあるスポーツでは注意が必要です。一方、裏側矯正では器具が内側にあるため、外部からの衝撃で口内を傷つけるリスクが低くなります。スポーツを続けながら矯正を考えている方にとっては、安心して治療を受けられる選択肢となるでしょう。
裏側矯正はどんな方に向いている治療でしょうか?
裏側矯正は、矯正器具が外から見えないため、見た目を気にする職業や学校生活を送る方に適しています。特に、営業職や接客業など人と接する機会が多い職種の方や、学校での交流が活発な学生にとっては、周囲の視線を気にせず矯正治療を進められる点が大きなメリットとなります。
裏側矯正はすぐに慣れますか?
裏側矯正(舌側矯正)に慣れるまでの期間と対策
慣れるまでの期間の目安
裏側矯正に慣れるまでの期間には個人差がありますが、一般的には1~2ヶ月程度とされています。
装着直後~2週間:最も違和感が強く、発音がしづらい
2週間~1ヶ月:日常会話が徐々に楽になる
1ヶ月~3ヶ月:大きな改善が見られ、ほとんどの会話に支障がなくなる
3ヶ月~6ヶ月:さらに滑舌が向上し、ほぼ元の状態に戻る
慣れるためのコツ
スムーズに適応するために、以下のポイントを意識しましょう。
焦らず、自分のペースで順応していく
定期的に歯科医師に相談し、必要に応じて調整を行う
話しやすい単語から少しずつ慣らしていく
早口言葉を練習するなど、発音トレーニングを実践する
母音を意識して話すなど、喋り方を工夫する
注意点
接客業や営業職など、人と話す機会が多い方は注意が必要です。 最初の違和感や発音の影響を考慮し、矯正開始前から準備をしておくことが重要です。
事前の心構えがあると、スムーズに適応しやすくなります。 事前に歯科医師と相談し、適切なサポートを受けながら進めましょう。
裏側矯正でしゃべりにくくなったりしないですか?
矯正治療中の滑舌への影響と改善方法
滑舌が悪くなる原因
歯の矯正治療中は、装置の影響で一時的に滑舌が悪くなることがあります。主な原因として以下が挙げられます。
矯正装置が舌や唇の動きを制限する
装置が舌に直接触れることで違和感が生じる
矯正装置による異物感で口や舌を動かしづらくなる
装置によって口内炎や傷ができ、発音しづらくなる
ただし、これらの影響は時間とともに慣れ、改善されることがほとんどです。
滑舌を改善する方法
滑舌の影響を最小限に抑えるために、以下の方法を試してみましょう。
ゆっくり丁寧に話す:装置に慣れるまでは、意識的にゆっくりと発音する
積極的に発音練習を行う:日常会話の中で滑らかに話せるよう意識する
舌の位置や動きを意識する:正しい舌の動きを意識しながら発音する
口周りの筋肉を鍛える:発音練習や口のストレッチを行う
矯正装置の種類による影響
矯正装置の種類によって、滑舌への影響度合いが異なります。
ワイヤー矯正(表側矯正):装置が歯の裏側にないため、舌を使う発音にはあまり影響しない
裏側矯正(舌側矯正):ブラケットやワイヤーが歯の裏側に装着されるため、舌に当たりやすく滑舌への影響が大きい
マウスピース矯正:マウスピースの装着が正しくないと、発音が不明瞭になりやすい
焦らず慣れることが大切
矯正治療中の発音の変化に過度に悩む必要はありません。時間とともに適応し、日常会話を繰り返すことでスムーズに話せるようになります。焦らず、少しずつ慣れていきましょう。
裏側矯正の発音をよくするコツはなんでしょうか?
①落ち着いてゆっくり話す
まずは焦らず、ゆっくりと話すことを意識しましょう。矯正装置に慣れていないうちは、口や舌の動かし方がぎこちなくなりやすいため、スピードを落として発音することで、言葉をはっきりと伝えやすくなります。
②発音練習をする
苦手な音を含む単語を繰り返し発音することで、舌の動きを調整しやすくなります。特に、サ行・タ行・ラ行などの発音が難しくなることがあるため、意識して練習するのがおすすめです。
③鏡を見ながら話す
鏡の前で口の動きを確認しながら話すことで、どの音が言いにくいのかが分かりやすくなります。自分の口の形や舌の動きを意識することで、改善点を見つけやすくなります。
これらの練習を続けることで、矯正装置に慣れ、徐々にスムーズな発音ができるようになります。焦らず少しずつトレーニングを続けていきましょう。